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「私は外向的だ。」

 

「彼は優柔不断だ。」

 

「彼女は明るい性格だ。」

 

 

 こんなふうに、自分や他者の性格を考えることは、誰しもが一度は経験したことがあると思います。一度どころか、日常的に私たちが考えることではないでしょうか。

 このような『性格』について、心理学は長らく研究してきました。ここでは、『性格』について考えていきしょう。

 

 まずは、『性格とはなにか』を考えていきたいと思います。

 私たちが他者を見るとき、「佐藤君はさっぱりした性格だ」「鈴木君は根暗だ」といったような評価をすることがしばしばあります。この際、『性格』とはどのような意味で使われているのでしょうか。

 たとえば、さっぱりした性格の佐藤君と出かけたある日。いつもはさっぱりと小さなことは気にせず、すぐに決断する佐藤君が、今日に限ってはなかなか昼食のメニューを決められないようです。

 

この時、あなたはどう考えるでしょうか。おそらく、「佐藤君の性格が変わった」とは考えないはずです。むしろ、「さっぱりした佐藤君にしては珍しく悩んでるな」と考えるのではないでしょうか。

 このことから、私たちは『性格』について、『ある人の行動に一貫して影響を与える、なかなか変わりずらいもの』と考えているということがわかります。性格というものが何なのか、という問いについては、これが答えでよさそうです。心理学では、性格のことを『パーソナリティ』や『気質』ということもあります。

 

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