心理学とはどんな学問なのか。どんな考え方をするのか。その概要を考えてみましょう。

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心理学とは

心理学を学ぼうと思う理由としては、人それぞれ、様々であると思います。

 

心理学で学んだ知識を活かし、こころの問題や悩み、さまざまな障害をもつ人へ手を差し伸べられるようになりたい。

(これを仕事にしている人は、カウンセラー、臨床心理士と呼ばれる人たちです)

 

また、自分自身の助けになるように。はたまた、単純な興味関心で、ヒトのこころについて学びたいという方もいることでしょう。

 

事実、心理学は研究を通して、それらの問題に大きく役立っています。

 

 

心理学は、その言葉が指すように「こころについての科学的な探求を目指す学問」です。

 

その最終目標は、ヒトのこころの理解であり、その理解を通じて何らかのかたちで人類の福祉、その他領域で役立つことを目指しています。

 

 

雑誌やテレビでも心理学は取り上げられますが、それらで得た知識は表面的な理解にしかなりません。理解不足で意味のなさないものだったり、ときには有害であることもあります。

 

心理学を自他問わず人のために生かすための近道はないのです。十分な理解が不可欠となります。

 

それが身について、やっと正確な理解と、応用的な手法を正しく解釈できるようになると考えてください。

 

 

とはいえ、基礎的な研究も実験室から生み出されるものだけではありません。

 

日常の具体的な場面から問題が提起されることもあります。

 

そうした日常生活からも問題提起も加え、基礎的な研究は地盤固めをされてきました。

 

ですので、基礎だからといって生活に活かせないなどということは決してありません。

 

 

このように、集団心理や、抑うつなど、一般的におもしろそうだと思われるような心理学を学ぶ前には「基礎の大切さ」を十分に知っておくことが大切です。


 

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